1動画5~13分で、隙間時間に学べるマイクロラーニング・コンテンツ
場づくりを進める上で不可欠なのが、「ファシリテーション」です。
empublicでは、ファシリテーションを「場を守り立てる技術」と考えています。もし自分が発言したら総攻撃にあい、傷つくことがわかっているなら、人は発言しないでしょう。また、いくら緩くて楽しそうな場でも、自分の発言が役立っている実感、話が進んでいる・深まっている感じを持てないような場なら、積極的に参加しないでしょう。ですから、「参加者にとって安心感・出番がある場を整え、参加を促す」=場を守り立てる技術が大切になってきます。
そして、人によって場に期待すること、場から得たいことは違いますし、どのような進め方がいいと思うか、自分がどう関わりたいか、どんな場が良い場と思うのかという価値観など参加者の場に参加する前提も違います。ですから、場により多くの人、多様な人の参加を促すには、参加者の間に様々な違いがあることを認識し、今回のこの「場」の前提や進め方、スタイルを定め、それに基づく運営に責任を持つ存在が必要になります。それを担うのがファシリテーターです。
ですから、ファシリテーターは、場を守り立てるために、次のような5つの役割があります。
- グループのまとめ役 (場の目的、参加者の役割を明確に)
- 議題遂行の担い手 (時間配分、議題への集中、まとめなど)
- ポジティブな姿勢のロールモデル (聴き方は見られている)
- 議論を深める/広げるサポーター (曖昧にしない)
- 参加者のためのコンサルタント役 (フィードバックする)
そして、例えば、「話の導入は、参加者の経験談から始めた方が話しやすい」などのコツを知ることも大切ですし、下図のように、参加のプロセスをデザインしていくことも求められます。
このシリーズでは、ファシリテーターは、なぜ必要で、どの様な役割を担うのか。どのような進め方、技法があるのか。対話を促すとは何か、ファシリテーションの基本的な考え方について解説しています。
各動画、5~13分の動画です。
また、解説に加えて、ブロック毎に「ふりかえり」があり、スタッフ瀬沼が講師役の広石に、話を聴いての感想、実践しようとした際の疑問について質問しています。
1.場を守り立てる
2.ファシリテーターとは
*12ふりかえり
3.ファシリテーターの基にあるもの
4.ファシリテーターにとっての”聴く”
5.場づくりとは
*345 ふりかえり
6.ファシリテーターの役割
7.ファシリテーションのコツ
8.ホワイトボード模造紙を活用する
9.ファシリテーションを学ぶために
*6789ふりかえり
ーメンバー・コンテンツー