社会問題の複雑さに挑むための 思考と実践のフレームワーク25

by (新村絵美)えみ

社会問題の複雑さに挑むための 思考と実践のフレームワーク25
~ 複雑な/厄介な問題に向き合い、社会の変化を生み出すための問いと解を探る力とは?(全5回)

  • 開催日時:2025年 6/5、6/19、7/3、7/17、7/31 各回木曜20:00~21:50

  • 開催方法オンラインと会場(エンパブリック根津スタジオ)のハイブリッド開催
  • ナビゲーター 広石拓司 エンパブリック代表
  • 参加費(全5回セット:各回のアーカイブ動画を配信)
     ・一般  22,000円(税込)
    ・empublic Studioメンバー 16,500円
    (税込)

概要

本プログラムでは、社会課題の複雑さに向き合い、変化を起こすための理論やフレームワークを体系的に学び、実践に活かす視点を養っていきます。各回では、システム思考、協働のプロセス、社会変革のアプローチなどを表面的になぞるのではなく、その本質を考えながら、参加者自身の課題意識や実践と結びつけていきます。

〇お申込はPeatixから(Studioメンバーは会員特典で割引価格で参加いただけます)
https://peatix.com/event/4396420

主な内容

プログラム(全5回)
*欠席回は、アーカイブ動画の配信を行います。

第1回.複雑さ(complex)とは? それをどう扱えばいいのか?
「解くのが難しい」「混乱している」と「複雑である」ことは違います。多様な要素の関係する社会システムを扱う際の”複雑さ”の扱い方を考えます。その上で、目の前で起きていることだけでなく、見えづらい要素も含め、問題の奥にある構造を理解するために役立つフレームワークを考えます。

1)複雑さとは?:ステイシーマトリックス(Stacy Matrix)、シネフィン(synefin)
2)フィードバックループ(feedback Roop)
3)氷山モデル(Iceberg Model)
4)システムの木(Systems Change Tree)
5)システムチェンジの6条件(Six Condition of System Change)
6) 問いを立てるとは?

第2回 問題の複雑さにどう向き合えばいいか?
複雑な問題や人の関わりを扱う時には、合理的に制御できる解決策や実行計画だけではうまくいきません。変化や不確かさを受け容れ、微調整し、適応しながら進める方法を展開するために抑えておきたい考え方を読み解きます。

7)レバレッジポイント(Leverage Points )
8)トランザクショナルからリレーショナルへ(Transactional to Rrelational)
9)ルールの明確化から原則の共有へ(Rules to Principles )
10)アジャイル思考(Agile)
11)サステナビリティキーコンピテンシー(Sustainablity Key Competency)

第3回.社会問題を克服するために必要な思考法とは?
対処療法ではなく、より本質的な状態の変化を進める必要があるとは、そもそもどういうことなのか。社会システムのシフトの考え方、扱い方を読み解きます。

12)魚の釣り方を教える(Empowerment)
13)適応サイクルとパナーキー理論(Panarchy Theory)
14) 結合ケイパビリティ(Combined Capability)
15)変化させるから変化を手助けする(Help it happen)
16)アンチフラジャイル、予測システム(Anti-fragile 、Anticipatory system)

第4回 社会の多様な主体が協調して変化を生み出すには?
社会が変わる」には、構想を練るだけでなく、多様な立場や専門の人が変わっていく必要があります。人を動かす(やらせる)のではなく、コミュニケーションを通して内発的な変化を起こすには、どういう考え方や進め方が必要なのか、読み解きます。

17)コラボレーションスペクトラム(Collaboration Spectrum )
18)ソーシャルラーニング(Social Learning)
19)協働ガバナンス(Collaborative governance)
20))コレクティブ・インパクト(Collective Impact )
21)実践コミュニティ(Communitu of Practice)

第5回 社会が良くなる(ソーシャルイノベーション)とは?
社会が良くなるとは、何を起こし、どういう成果(アウトカム)を生み出すことなのか。ソーシャルイノベーションが起きるとはどいういうことなのか、
考え方やポイントを読み解きます。

22)2ループモデル(Two Loop Model)
23)3つの地平線モデル(Three Hprizontal Model)
24)変革的ソーシャルイノベーション(Transformational Social Innovation)
25)ソーシャルアウトカム理論(The Complexity Theory of Outcome Creation)


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