VUCAな時代の「学びの新定番」パターンをつくろう!

デザイン・シンキングにトライ! season1

by ふっちー (淵上周平)

問いかけ力を磨こう

探究プロジェクト

アーカイブ配信中

メンバー・オープン

「学びの場」というと、どのようなものを思い浮かべますか?
先生が講義して生徒が聞く様子を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?研修も「講師がいて講義がある。時には講義後に演習ワークをする。そして最後にテストする」というものが“定番”となっているように思います。

これまでの学びは基本的に「提供者」の視点から行われてきました。学校では先生が子どもたちに「知識」と「方法」の正解を教えます。会社でも経営やマネジメントの側が必要と考えるスキルや知識を教えます。もちろん基本的な知識やスキルを知ることは必要ですが、それだけが「学び」ではないでしょう。むしろ今の正解のない時代は、先生や専門家に正解を教えてもらい、それを実行するという学び方では足りない、前に進めないように感じます。

もっと日常の中にあるものから学べるのではないか?

学びの素材は動画でも、絵でも写真でも、テキストでもなんでもアリ。世界には学びのタネになるものが無尽蔵にあります。そのタネをつかって、学び手が自ら学んでいく。先生や専門家も交えながら仲間と一緒に考え、対話をしながら、学び手を深めていく。そのような学び手主導の学びこそが「新定番」として社会に広がったらいいなと思うのです。

勉強会というほど大げさではなく、ワークショップよりも準備がラクで、面白い素材をもとにして、面白い学びがサクサクできる「学びの型」を一緒に考えてみませんか?
今回、それを考える手法として「デザイン・シンキング」を活用したいと思います。デザイン・シンキングの中心にある「ユーザー中心主義」の“ユーザー”を“学び手”と置き換え、そのプロセスを応用することで、「学び手主体の学びの場」を共にデザインしてみましょう!

プロジェクト・オーガナイザーより

渕上周平

「学び手主導」の学びをデザイン・シンキングの視点から考える

子どもたちを見ていると、勉強は学校という装置の中で”やらされる”ことが習慣になっていることに気づきます。そんな様子を見てつい、「自発的に勉強しなさい!」と”指導”してしまいそうになる矛盾。これは大人の世界でも同じことが起こっているようにも思います。

「やらされる」学びではなく、「やりたくなって」学ぶとは、どういうことなのでしょう?

私(フチガミ)個人としては、おとなと子どもの新しい学びの場、簡単な学びのスタイルをつくって、子どもたちや友人たちとがしがし学びを進めていきたいと考えています。何度か試しにそういう場をつくっているのですが、なかなか突破できない壁も感じています。
たとえばおもしろいなと思ったYouTubeの動画があったとして、それを素材にして組織の仲間と、あるいは友だちと、子どもたちとできる学びの型ができないかしら?
それができたら一人で「学習」するよりも楽しく、広い視点でより深い学びができるんじゃないか?
そんなふうに想像しています。

学び手が主導になって学ぶとはどういうことか?「よい学び」ではどんな経験が起こっているのか?みなさんと一緒に探りたいと思います。

シリーズ「デザイン・シンキングにトライ!」 テーマ

デザイン・シンキングにトライし、技法を身につける

CX(カスタマー・エクスペリエンス)の概念やデザイン思考の大切さは広がり、企業などでも研修の機会が増えています。ただ、デザイン思考を研修で学んでも、実際に使ってみないと自分のものにはできないでしょう。学び、健康づくりなど社会課題解決にもつながるテーマでデザイン思考を使って生み出してみる体験にトライしてみませんか?

イントロダクション動画

ファシリテーター、話題提供

【ファシリテーター】淵上周平(ふっちー)

【ナビゲーター】広石拓司

● セッション開催日時 ●

終了しました。アーカイブ動画を公開しています。
2022年5月26日(木)18:00~スタート(全5回)

*開催方法:オンライン開催

1. 5/26(木)18:00-19:00
2. 6/9(木)18:00-19:00
3. 6/23(木)18:00-19:00
4.    7/7(木)18:00-19:00
5. 7/21(木)18:00-19:00
6. 8/4(木)18:00-19:00

Studioメンバーはイベント・ページから参加してください(ログインが必要です)

 Studioフォーラムで、セッションに参加して、アーカイブを視聴して気づいたこと、自分のヒントになったことをStudioメンバーとシェアしませんか?

(ログインが必要です)

プロジェクトの進め方

デザイン・シンキングの手法を使い、学習理論も参考にしなら、対話を通して「学びの型」をデザインする

エンパブリックスタジオのリソースにある学習理論やデザイン・シンキングの講座も参考に、学び手の観察と共感を大切にして新しい「学びの型」を考え、そのプロトタイプをテストし、改善していきます。
「ふっ」と気づいたことや、「あ!」これおもしろいと思ったコンテンツを、そのままにして流してしまうのではなく、もう少し深めたり、誰かと共有したり、議論してみたい。そういう時にさくっと使える「学びの型」をデザインすることを目指します。

セッション・テーマ

第1回 学びの変化を考える
・対話:「学び手主導」「ユーザー主導」の学びってなんだろう?
・これまでの先生主導の「教える-教えられる」の教育から、「学び手」が主導になった学びへの変化について考える

第2回 動画をつかった学びの型を考える
・「TED動画「ムーブメントの起こし方」を使った学びの型を考えてみる

第3回 学びの型をやってみよう!
・前回考えた型をみんなでやってみる(デザイン思考-「プロトタイプ」のフェイズ)
・感想と共有(どんな学びの経験だったか?)

第4回 ブラッシュアップしてみる
・前回の「やってみた」動画を見る(デザイン思考-「観察」のフェイズ)
・対話:もっと「良い学び」にするためのアイディアは?(2グループに分かれてアイディアを出す)

第5回 改善した学びの型をまたやってみる!
・前回出たアイディアをもとにそれぞれでつくった新しい「型」をやってみる

第6回 全体のふりかえりと次にやりたいことを考えてみる
・ふりかえり
・デザイン思考×学び の可能性を検証する

メンバー・コンテンツ

Studioメンバーの方はアーカイブ、ツールなどを利いただけます。

セッション・アーカイブ

Related Posts

企画・運営:株式会社エンパブリック

Copyright  empublic Ltd.  All Right Reserved  @2021  (ページ掲載内容、動画コンテンツの無断転載、再配布を禁じます)