スタジオ図書館

「読書会」というと、本の中に書いてある内容を読み込んで学ぶ、本好きな人たちが集まっている、のようなイメージがあるのではないでしょうか？

でも、本の内容を「素材」にしてみんなで話したり、お互いのことを知る時間にすると、本を使った交流の可能性が一気に広がっていくのです！

自分の現場、チーム内、イベントで本を使った交流をしてみたい方、お気軽にスタジオ図書館に遊びに来て、本を使った交流の可能性を体験してみてください！

本を使った場づくりの多様なカタチにトライ！

本を使ってそれぞれが議論したいポイントを１枚にまとめてシェアする勉強会、積読本を紹介して自分の学びたいことを再確認する場、「詩」の考察を通して今の社会で大切なテーマを考える会などなど、挑戦してみたいテーマを通して試行錯誤をしながら新しい場の形を生み出しています。

毎回場の形も工夫していますが、読書会はこのような形でおこなっています。

1.  会の趣旨説明
2.  本の紹介・コメントシェア
3.  後半に話したい「問い」を考える
4. 「問い」をもとに対話
5. ふりかえり
6. 次回の企画について

自分の好きな本を紹介することは「自分の好きなことや価値観を開く」ことになります。

同じ本を読んでも違う感想を持つことから、本の感想をシェアすることは、その人の視点やその奥にある経験を知る機会になります。

他の人の勧める本を聞くことで、「自分はビジネスのことばかり考えているな」と自分をふりかえることができます。

本には自己開示、相互理解、ふりかえりなど様々な場で活用できる可能性があります。

本を使った対話や交流の様々なカタチにトライすることは、ファシリテーターにとって場づくりに必要なことを学ぶ絶好の機会となるのです。