この会では、「アンラーン(unlearn)」という学びの考え方について、
自治体等さまざまな場所で10年以上「アンラーン」を伝えてきたエンパブリックスタッフの萩元と一緒に学んでいきます。
全3回のセッションを通して、「アンラーン」という言葉のもつ意味について考え、体験し、自分の仕事・活動の「学び」を改めて意味づける機会として、活用してみませんか?
私は2012年頃から「アンラーン」の必要性を様々な場面で伝え続けてきたこともあり、今回、日本青年館『社会教育(8月号)』という専門誌にてアンラーンについて論文を執筆します。
その際に、私自身、「アンラーンの考えが凝り固まっていないだろうか」「アンラーンをアンラーンする必要がある」と考えました。
そこで、empublic Studioの皆さんと一緒に考え合いたいと思いました。私は、ビジネスやまちづくりにおいて、絶えず学びほぐしの姿勢が最も大切だと思ってきました。自分の考えや可能性を絶えず更新し続けていくためです。
滅多に経験できない「みんなで一緒に学びほぐし合う機会」を楽しみにしています!
次回の開催情報(毎月最終木曜20:30~22:00開催)
- 「アンラーン(unlearn)」って何?
5月29日 21:00 – 22:00 - 「アンラーン(unlearn)」を一緒に学びほぐしてみよう!
6月5日 21:00 – 22:00 - 「アンラーン(unlearn」についての論文原稿をみんなでやいのしよう!
6月19日 21:00 – 22:00
皆さんは、「アンラーン(unlearn)」という言葉を知っていますか?
アンラーンは「学びほぐし」とも訳され、わたしたちが持っている知識や価値観、習慣を見直し、生きた知恵へとアップデートさせていく学びの形です。
新しいことを始めようとする時にまずは関連分野の本を読んだり、知識をつけるところから始まることも多いでしょう。
ただ、実際に動き出してみると、頭の中に入っている理論だけでは対応できないことがあったり、逆に経験することで理論が腑に落ちるということもあります。
現代では「生きる力」と言われるように、そのように固定化された知識体系をほぐすような感覚で、自分の中にある知識と自分の経験を繋ぎ合わせ「自分が生きていく知恵」に再構成していくことが必要だとされています。
そんなアンラーンを皆さんと一緒に考え、皆さんの活動や仕事がより良くなるための「アンラーン」的な学びについて話してみたいと思います。
第1回 「アンラーン(unlearn)って何?」
第1回目は、「アンラーン」という言葉の背景を知り、自分の活動・仕事を振り返りながらアンラーンした経験についてシェアします。
第2回 「アンラーン(unlearn)を一緒に学びほぐしてみよう!」
第2回目は、参加者の「学びほぐしたいテーマ」をお題にして、みんなで対話を通してアンラーンを体験してみます。
第3回 「アンラーン(unlearn)」についての論文原稿をみんなでやいのしよう!
スタッフ萩元がアンラーンについて執筆している論文原稿を読みながら、アンラーンについて自分なりに言語化していきます。
自分の活動を見直し、意味づけなおすこと
このユニットでは、アンラーンという考え方を知識として学ぶことにとどまらず、
参加者の方々自身が既存の知識や考え方・当たり前を見直し、これまで考えきれていなかったことも、改めて明確になったことも自分なりに言葉にするという、まさに皆さんにとっての「アンラーン」の実践の場であって欲しいと思っています。
また、「アンラーン」の感覚がわかることで、普段の日常の中でのちょっとした経験や「自分にとって関係ない」と思っていた事柄からも学び取りヒントを見つける力が醸成されていきます。
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